オーソドックスなブロック崩しに、ファンタジー要素とちょっとした使い要素を加えた良作。8bitゲームを意識した作りがポイント。
ストーリーは街を滅ぼした悪魔を魔術師が倒しに行くという、あってないような物。魔術師自身がボールになるのは驚かされた。
インターフェイスや操作性は良好。マウスとゲームパッドに両対応。マウスだと街での移動が少々癖がある程度。
グラフィックや音楽は8bit風。端的に言ってしまえばファミコンのゲームをイメージしてもらえばいいだろう。処理落ちやスプライトのちらつきが再現されていれば完璧だった。
難を言えば、少々淡い色が多いために乱戦時のボールの判別が難しい所か。
特殊能力は2種類。ファイヤーボールと風の魔法。前者はモンスターとブロックの破壊。後者はボールの軌道変更。魔法はパワーを消費するタイプで無限には打てないが、ブロックから出てくるアイテムで回復できるのでケチる必要はないように思えた。
5つのエリアに10面のステージ。それぞれエリアの最後にボス戦となる。ボス戦は単純にボールをぶつければいい物から魔法でしかダメージを与えられない物など、ある程度のバリエーションがある。こちらに攻撃してくるぼすまでいて、適当プレイでは打開が難しい物もあった。
頻繁に隠し部屋があり、一時的な強化アイテムや残機を購入できるショップやボーナスステージに繋がってる。入るためにシビアな調整は不要で、ボールが近くに行けば吸い込まれるのが良い点。
派手なグラフィックや演出を求めず、シンプルで気軽に遊べるブロック崩しを遊びたいならおすすめ。クリアまで1時間40分ほど。既に持っているなら軽く遊んでみるのも良いだろう。
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