ついうっかり始めてしまったセガサーターンのアクションRPG「ヴァーチャルハイドライド」。
見た目からして短そうに思えるこのタイトル、サクッと打開してしまおうというと思ったのですが… 即甘い考えは打ち砕かれたのでした。
ゲーム自体はハイドライドの世界観を使った3DアクションRPGで御座います。オリジナルのゲームとの関連は世界観以外無いとのこと。
マップ、アイテム、ダンジョンの場所、それらがニューゲームを始める度にランダムに生成されるローグライク仕様となっています。
平和なフェアリーランドに魔王バラリスが侵略、打倒すべく立ち向かった王女アンは返り討ちにあう。絶体絶命のアン王女は転化の術で3体の妖精に姿を変え逃げ延びた。
主人公は最初から妖精が見えるようになるアイテムを所持。勇者として定められているようなのですが、その辺りの説明無し。という感じではじまります。
この方が主人公。
3Dの世界に実写取り込みの2Dキャラクターの合成という、逆DOOMチックな画面。
ちとモーションのコマ割りが少ないのはご愛敬でしょうか。
地図。
難易度イージーだけあって最初からマップは完成済み。目的地もダンジョン等の場所もポイント済み。
インベントリ。
重量の概念があり、拾ったアイテムを全て持ち歩くのは無理。このリアルなシステムが実写のキャラと相まっていい雰囲気作りになっております。
こちらは溶岩洞窟のボス。
このゲームで難しいのは敵との距離感。どうにも量りづらい物になっています。おまけに上下に対する当たり判定も微妙にあったりとか、適当に剣を振っていれば敵を倒せない所。慣れとパターンを読むことで進めという感じ。
私にとって最大の難関だったのはこのバンパイア。
大量のコウモリと遠距離攻撃で瞬殺され続けること数時間。縦切りというヒントを得てかろうじて打開。二度と戦いたくない敵キャラでございます。
慣れた2周目では瞬殺出来るようになったのが我ながら凄いところ。慣れとはこういうことを言うのかと。
そしてラスボス。
対魔法使い戦法の応用で楽勝。要は爆炎剣のスナイプですな。
ボスを倒すと王女が元の姿に。微エロ。
こちらが件のアン王女。首が長いですね。
そしてフェアリーランドに平和が戻りましたとさ。めでたしめでたし。
とまぁ、2周目にして打開となりました。
1周目は打開に必要なアイテムが揃っていないままラストダンジョンに挑んでしまい、戻るに戻れず詰みという悲しい結末。心が折れそうでしたが意地でやり直しました。
ヒント無しで必要アイテム収集は無理に思えます。ちょっと萎えました。いや、激しくか。
敵はフレームレートの低さと酷いカメラワークというシステム面の問題という。面白いゲームながらその辺りの悪さが惜しくて仕方ない感じです。
ローグライクですので、いずれは中級で再プレイしてみたいと思います。
不満は多いですがGGでした。
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